光脱毛器とは?光を使って脱毛ができるおすすめ機器をご紹介!

光脱毛器とは、自宅でセルフ脱毛ができる家電機器です。
気温も上がる春先から夏にかけては素肌を出すファッションの登場機会も多く、ムダ毛の処理を手軽にやっておきたいと考えている方も多いのではないでしょうか?
脱毛サロンや病院で脱毛をする場合、高額な処置費用と通院の手間がかかりますが、光脱毛器であればこういった不安も一切なく、自宅で手軽に脱毛可能です。
この記事では、自宅で手軽に脱毛ができる「光脱毛器」について、特徴や種類を掘り下げつつおすすめの機種までご紹介していきます。
光脱毛器とは光を使った脱毛機器
光脱毛器とは、光を使って脱毛をする家庭用脱毛器です。
脱毛をしたい箇所に光を当てることで脱毛する機械で、レーザー式やフラッシュ式といった種類があります。脱毛だけではなく、照射する光に美容効果がある製品も存在します。
光脱毛器の痛みや大きさは?
同じ家庭用脱毛器の除毛器と異なり、脱毛の際に発生する物理的な痛みが少ないのも魅力の1つ。
片手で扱えるコンパクトサイズのものが多く、背中から足、VIOラインやあごなど幅広い箇所に使用可能です。
家で使える光脱毛器
光脱毛器が持つ最大のメリットは、自宅で手軽に脱毛ができることにあります。
一度見つけると気になってしまう生え始めの産毛や、わずかなムダ毛を自宅で自ら処理することができるため、急な外出や旅行の際に役立ちます。
また、光脱毛器であれば脱毛サロンや病院に通う必要もなく、自宅でわずかな時間を利用した脱毛が可能です。
加えて、脱毛サロンや病院での脱毛が恥ずかしいと感じる方でも、自宅で安心して脱毛できます。
光脱毛器の魅力は、こういったお手軽さにあると言えるでしょう。
光脱毛器で永久脱毛は可能?
光脱毛器は自宅で簡単に脱毛を行える家電ですが、永久脱毛には対応していません。
日本では、永久脱毛を医療機関以外で行うことは法律で禁止されているため、光脱毛器をはじめとした家庭用脱毛器や脱毛サロンでは永久脱毛を行うことができません。
永久脱毛の定義とは?
永久脱毛とは、以下のように定義付けがされています。
- 最後に脱毛を行なってから1カ月経過した時の毛の再生率が20%以下の状態
- 3回施術し6ヶ月たった後の毛が施術前と比べて3分の2以上減っている状態
そのため永久脱毛と言っても、施術後に毛が生えてくることがあります。
光脱毛器を使用することで一時的な脱毛を行うことはできますが、期間が開くと再度毛が生えてきてしまいます。
ですが、自身で定期的に光脱毛器を使用することで擬似的な永久脱毛状態にすることが可能です。
医療機関を利用しての永久脱毛が心配という方は、光脱毛器の定期的な使用を心がけ、すべすべの素肌を手に入れましょう。
光脱毛器の種類について
光脱毛器には「レーザー式」と「フラッシュ式」の2種類の種類が存在しています。
それぞれ特徴や使用用途が異なるため、ポイントをしっかり把握しておきましょう。
レーザー式
レーザー式は、毛のメラニン色素に反応して毛乳頭を刺激し、ダメージを与えることで脱毛を行う種類です。
毛乳頭とは、頭皮の下にある毛根のさらに奥に位置する毛を育てる部分のこと。
この毛の一番奥にある毛乳頭をピンポイントで刺激するため、産毛やムダ毛をほぼ確実に脱毛することができます。そのため、効果を実感しやすいです。
一方で、照射範囲が狭いため広範囲の処置には時間がかかり、照射時間も長いことから肌に痛みを感じるといったデメリットもあります。
フラッシュ式
フラッシュ式は、毛の毛根部分に光を当て、ダメージを与えることで脱毛を行う種類です。
一般的な脱毛サロンで採用されている種類で、多くの家庭用脱毛器が発売されています。
フラッシュ式はレーザー式と比べ、広範囲の脱毛を短時間で済ませることができますが、産毛や小さなムダ毛に対する脱毛効果は低い場合もあります。
照射時間が短いことから痛みも感じにくく、種類も豊富なことから初めて家庭用脱毛器の購入を考えている方におすすめの種類と言えるでしょう。
レーザー式とフラッシュ式の違い まとめ
レーザー式とフラッシュ式の違いを簡単な表にしてまとめました。
どちらも個々の強みがあり使用用途は異なりますが、自身の目的にあわせて使ってみてはいかがでしょうか?
項目 | レーザー式 | フラッシュ式 |
痛み | ある | ない |
時間 | 長い | 短い |
脱毛範囲 | 狭い | 広い |
脱毛効果 | 高い | 低い |
種類 | 少ない | 豊富 |
光脱毛器の選び方について
光脱毛器の選び方について解説していきます。
光脱毛器は、その利便性から様々な種類が発売されており、選びにくくなっているのが現状。
こちらではメーカーごとの特徴や光の特性について掘り下げることで、お目当ての製品を見つけるお手伝いをしていきます。
光脱毛器をメーカーで選ぶ
光脱毛器は、メーカーによって様々な違いが出てきます。
こちらでは、国産メーカーから海外メーカーまで幅広く取り上げます。
パナソニック
パナソニック(Panasonic)は除毛器の「ソイエ」や光美容器の「光エステ」など、様々な家電製品を展開している国産メーカーです。
「Panasonic Beauty」と呼ばれる、美容機器に特化した部門があることからもその技術力の高さが伝わってきます。
使用後の肌ケアにも力を入れており、安心のメーカーと言えるでしょう。
パナソニックの脱毛器「ソイエ」について
パナソニックの脱毛器「ソイエ」は、長年除毛器業界を席巻してきた製品です。毎年進化を続けており、2020年3月発売もモデルは泡脱毛にも対応しました。
パナソニックの光脱毛器「光エステ」について
パナソニックの光脱毛器「光エステ」は、2本のランプを使用することで高い脱毛効果を発揮する製品です。使用した顧客の総合満足度が94%と、非常に高い数値を記録しています。
ブラウン
ブラウン(Brown)は、男性用髭剃りや電動シェーバーが看板製品のドイツのメーカーです。
ブラウンの脱毛器「シルクエキスパート」について
ブラウンの脱毛器「シルクエキスパート」は、女性の肌の色に合わせて光を10段階の中から調節できる光脱毛器です。最長22年使用可能と驚きの性能を誇っています。
ブラウンの脱毛器「ブラウンフェイススパ」について
ブラウンの脱毛器「ブラウンフェイススパ」は、顔専用の脱毛器です。ブラウンはこういった細かなニーズに応える製品を売り出しています。
ケノン
ケノン(KE-NON)は東京都の本社を置く会社が販売している光脱毛器の名称です。
豊富なカートリッジが特徴で4種類の脱毛カートリッジと美肌用カートリッジが付属しています。
光の照射レベルも簡単に調節できるため、脱毛スピードを早めたり、痛みを軽減することができます。
豊富なカートリッジと合わせて、様々な用途に利用できる光脱毛器と呼べるでしょう。
トリア
トリア(tria)とはアメリカのメーカー「トリア・ビューティー」が販売している脱毛機器の名称です。
特許を取得した特殊な技術を搭載しており、大手通販サイト楽天で1位を獲得したこともある脱毛器器です。
レーザー脱毛器のため、ピンポイントでの効果を期待したいという方におすすめの脱毛器器となっています。
ヤーマン
ヤーマンは、美容製品の販売、製造、輸入を行なっている国産メーカーです。
1978年の創業から日本の美容製品を牽引しているメーカーで、東京に本社を置いています。
独自技術を搭載した機種も販売しており、高い技術力と歴史を持つメーカーとなっています。
ヤーマンの脱毛器「レイボーテ」シリーズについて
一部を除いたほぼ全ての部位に使用可能な光脱毛器「レイボーテ」シリーズは、男女それぞれのモデルが発売されており、国外販売もされている製品です。
光脱毛器を値段で選ぶ
光脱毛器は豊富な種類が販売されており、その価格もピンキリです。
特にフラッシュ式の光脱毛器はレーザー式に比べて人気が高く、1万円ほどのものから10万円を超えるものまで幅広く存在しています。
価格が安いものの中には、照射レベルを限界まで引き上げることでようやく脱毛効果を発揮するものや、肌への痛みが強いもの、そもそも効果がないものも存在しているため、口コミや家電量販店などの体験を通して購入することをおすすめします。
一方で高価な光脱毛器は、脱毛サロン顔負けの性能を持つものや短時間に広範囲を効率よく脱毛できるものなど様々ですが、女優をはじめとしたプロ向けの製品も存在しています。
光脱毛器の平均価格は?
一般的な光脱毛器の平均的価格は3万円から5万円と言われており、この価格帯にある有名メーカーの製品であれば、性能における問題はほぼないと言えるでしょう。
光脱毛器は価格によって性能が大きく異なるため、ご自身の求めるレベルで価格帯を絞っていくと良いでしょう。
カートリッジ交換が可能なタイプはお得
光脱毛器の中には、カートリッジを交換することで様々な効果を発揮する製品も存在しています。
カートリッジの種類は製品によって異なりますが、脱毛効果をより高めるものから美肌効果を生み出すものまで様々。
カートリッジ交換が可能な光脱毛器は、単体で多くの効果が期待できるため、非常にお得と言えます。
光脱毛器の購入の際は、カートリッジ交換が可能か不可能かといったポイントにも注目すると良いでしょう。
光の出力性能で選ぶ
光脱毛器は光を照射することで脱毛を行う家電製品ですが、その出力性能によって製品を選ぶことができます。
出力性能が高い製品を購入してしまうと、肌荒れや痛みの原因となる場合もあるので注意が必要です。
また光の出力性能は様々で、目に見える毛だけを脱毛するものから産毛や小さなムダ毛と行った細かい毛を脱毛できるものまで幅広く、照射レベルを調節できる製品も存在しています。
近年では、肌の日焼け状況や色によって光の出力を調節できる製品も登場しました。
光脱毛器の出力性能は年々向上しているため、気持ちよく脱毛するために買い換えるのもありですね。
利用可能部位で選ぶ
光脱毛器の中には、利用可能部位が設定されている機種が存在します。
VIOラインに特化したものや、顔の産毛に特化したもの、全身を満遍なく脱毛可能なものまで様々です。
また、製品によっては照射禁止部位が設定されているものもあるため、購入前に自身が脱毛したい範囲が禁止部位に設定されていないかを確認しましょう。
特に産毛や小さなムダ毛は、一度見つけてしまうと気になり続けてしまうもの。
細かいポイントですが、利用部位をしっかり見極め、それに特化した製品を選ぶことでファッションの幅はさらに広がるでしょう。
光脱毛器の注意点
光脱毛器は自宅で手軽に脱毛ができる家電ですが、肌の痛みをはじめとした問題を引き起こす場合があり、使用には注意が必要です。
製品によって注意点は異なるため、説明書にはよく目を通しておきましょう。
使用後の炎症に注意
光脱毛器は、自身のペースでムダ毛や産毛を脱毛できるといった特徴がありますが、光の照射のしすぎによる炎症に注意しましょう。
光脱毛器の使用直後は、肌に本来あった毛が無くなった事によって細菌による炎症や感染症の恐れがあります。
使用直後は化粧水や乳液は使用せず、外出も控えるようにしましょう。
使用前後は肌のケアを忘れずに
光脱毛器の使用の前は、あらかじめシェーバーなどでムダ毛を除去し、1ミリ程度の長さに整えておきましょう。毛の長さを整えることで光が均一に当たり、スムーズに脱毛を進めることができます。
また使用後は肌が温まっているので、タオルに包んだ保冷剤や水まくらを利用してよく冷やし、紫外線に触れないよう心がけましょう。
使用後肌が平熱に戻った後は、肌を乾燥から守るために保湿効果のあるクリームや乳液の使用も効果的です。
使用頻度や期間を確認する
光脱毛器は除毛器と異なり、1回目から目に見える効果を実感できないこともあります。
だからといって、短時間に何度も光を照射したり、照射レベルを上げ過ぎないように注意しましょう。
製品によって異なりますが、光脱毛器の照射による肌荒れや火傷を防ぐため、2週間に1度のペースで利用することをおすすめします。
まとめ
いかがでしたでしょうか?
今回は、自宅で手軽に脱毛ができる光脱毛器について掘り下げました。
光の照射の種類やメーカーごとの性能違い、おすすめ商品について触れたことで光脱毛器についての関心や知識がより深まったのではないでしょうか?
この記事を読んだあなたが、自身にぴったりな脱毛方法を見つけることで最高の思い出を作る手助けができたなら嬉しいです。